海外で納豆を好きなだけ食べる!初めてでも簡単な手作り納豆のレシピ
納豆が大好きです。おつまみといえば納豆のきつね焼き。ダイエット中は豆腐に納豆をかけて食べます。毎日食べても全然飽きないくらい。
というか毎日食べたい…
シンガポールは日本の食材が驚くほど簡単に手に入ります。納豆も然り。
だいたい300円前後で種類も選べてしまうという素晴らしさ。しかも冷凍じゃなくて冷蔵で買える。
シンガポールに来たばかりの頃は、納豆が種類も選べて買えるなんて最高!と思ってたのですが、300円ですよ。
よく考えたら日本で80円で買えるし。
ということで作ってみた
初めて作ったけど、簡単においしい納豆ができて感激したので作り方をまとめました。大雑把で有名なわたしでもできた簡単なやり方です。
日本に帰っても納豆は自分で作ってみようとおもう!
用意するもの
- 乾燥大豆ーーーー500g
- 市販の納豆ーーー1パック
- 圧力鍋
- ざる*
- 小皿*
- スプーン*
- 保存容器*
*は全て熱湯消毒してから使用。
大豆は500gが売ってたので一袋使ったものの、初めての人は200gもあれば十分だと思います。
乾燥大豆は近くのスーパーで、1.3ドルで購入。
安かったからこれにしたけど、気になる人は遺伝子組換えでない大豆や、日本産のものを選ぶとよいかも。
納豆菌はおかめ納豆で。確か3.7ドルくらい。
混ぜる納豆の量は少しでいいみたいだけど、失敗したくなかったので1パックをまるっと入れました。
手作り納豆の作り方
ではレシピをご紹介します。
大豆を一晩水で戻す
大きめのボールに水をたっぷり入れて、大豆を戻します。大豆は軽く洗いました。
この状態で冷蔵庫に入れ、一晩おきます。わたしは24時間放置しました。
1日後。
信じられないくらい膨らんでいる
3倍程度に膨らむので、水は多めにいれましょう。
大豆を茹でる
豆と新しい水を圧力鍋に入れて、茹でる。
白いアクが出てくるのでひたすらすくって捨てる。
最初はこれくらいの量だけど
一気に膨れ上がる
あらかた泡を捨てたら、加圧開始。加圧してから40分茹でる。
どうやら圧力鍋の蒸し器を使うとふっくらになるようです。
が、我が家の圧力鍋には蒸し器というものがついていないので、煮ました。
※大豆を圧力鍋で煮る際、鍋の説明書を読むことをおすすめします。
豆の場合の最高水位が通常のものよりかなり低いし、吹き出し口の目に大豆がつまらないように中ぶたがセットになっているはず。
納豆培養液を作る
煮ている間に納豆液を作ります。
熱湯消毒した小皿に、納豆1パックと、かぶるくらいの熱湯を加え、
熱湯消毒したスプーンでかき混ぜる。
納豆菌は沸騰したお湯の中でも生きていけるので、熱湯を使うことで雑菌が入らないようにしている。
大豆の薄皮を取る
煮上がった大豆を何度か熱湯にさらして、浮き上がってきた皮を捨てる。
皮があると食感があまり良くないらしい。
しかし3回で飽きたのでやめました。
納豆菌を混ぜる
大豆が熱いうちに、納豆培養液を半分ほど加えて混ぜる。
熱いので火傷をしないようにくれぐれもご注意ください。
大豆を3層になるように容器に入れ、余った培養液をかける
あまりに敷き詰めてしまうと納豆菌が死んでしまうらしい。3層になるように薄く広げる。
培養液を振りかけて、軽く混ぜる。
ラップをかけ、穴を開ける
ラップは納豆に密着するようにぴっちりかけ、爪楊枝などで空気穴をたくさん開ける。
納豆菌が死んでしまうかな?とラップと大豆の間に空間をもたせたところ、表面の大豆が乾燥してしまいました。ラップはぴっちりかけることが大事。
40℃で1日保存する
私はオーブンを使って、40℃をキープしました。電気代気になるけど、初めてだし。
ただ、部屋の中が死ぬほど納豆臭くなったけどな!
最初の12時間は「納豆できてる気がする〜♪」だったのが
「納豆臭すぎて気分が悪いからリビングにいないようにしよう」レベルで臭かった。
こちらのブログを拝見するに、オーブンを使わずとも大丈夫そう。次回はこちらを試してみたいな。
冷蔵庫で2日熟成させる
悪臭の中から取り出した納豆がこれ。
ちょっとわかりづらいけど、大豆の表面にうっすらと白い膜が張っています。
混ぜると白い糸が出た〜!
感動。
匂いは、納豆にアンモニアを足したツンとした香りで、ちょっと食べるのいやだな…失敗かな…と思いました。
このまま容器に蓋をし、冷蔵庫で2日間寝かせます。
2日後。
匂いが圧倒的にまろやかになっている…!
しっかり糸も引いてる!!完璧!!完成!!
冷凍庫で保存
小分けにしてラップで包み、冷凍庫で保管。数ヶ月もちます。
念のためラップに空気穴をあけました。
食べたい時は前日から冷蔵庫に入れておきます。
めちゃめちゃ手間と日数かかったけど、工程自体はとっても簡単。
そしてその味は…大豆のうまみがしっかり感じられて、おいしい(::)!臭みもない!!市販の納豆に遜色ない!!豆も柔らかくてふっくらしていて、うまい(;;)うまい(;;)
納豆レシピ
納豆きつねは何度も作って感涙しました。
ちょっと凝ったおすすめレシピを紹介。納豆パスタ!
パスタを茹でている間にソースを作る。
ニンニクのみじん切りをバターでじっくり炒め、香りが立ってきたら醤油を入れて混ぜる。
茹で上がったパスタを手早くソースに絡める。
薬味はネギ、大葉、海苔、卵黄、納豆。納豆はあらかじめめんつゆで軽く下味をつける。薬味は多ければ多いほどおいしい。
ぐちゃぐちゃにかき混ぜながら食べます。濃厚でクセになる味…!悪魔的…ッ!!!
普段食べるときは、納豆のタレはめんつゆで代用してます。
手間はかかるけど、こんなに安価でしかもおいしく、安全な納豆が作れてしまうなんて知らなかった…。もう毎日が納豆天国。スーパーの納豆売り場を鼻で笑いながら通り過ぎる日々!
次はひきわり納豆に挑戦してみたいです。さらに簡単らしい。
納豆のおいしいレシピを知っている方はぜひ教えてください〜!
納豆菌を日本で買えばもっと手軽に安く作れるな。市販の納豆を使うよりも、納豆菌を直接ふりかけた方が失敗がなくておいしくできるらしい。
ヨーグルトメーカーを持っている人は保温が簡単にできるので羨ましいな。かなり欲しくなった。とにかくオーブンで作ると部屋にこもる匂いが、、、、、、、
納豆専用の納豆作り器まで!
機会はイマドキな風貌なのに、付属の「高橋納豆菌」のパッケージがレトロですごくいい…笑