ワールドワイド酒クズの海外酒場放浪記

ワールドワイド酒クズの海外酒場放浪記

在住者が厳選!シンガポール旅行おすすめガイドブック6選【目的別】+α

シンガポール旅行に行きたいんだけどおすすめのガイドブックある?と非常によく聞かれるので、やりたいこと別におすすめをまとめてみました。シンガポールと名がつくものにはひと通り?目を通して実際に使ってみたので、迷っている人は参考にしてみてください。

とにかくシンガポールの王道観光スポットをひと通り抑えたい

まっぷる シンガポール '17 (まっぷるマガジン)

まっぷる シンガポール '17 (まっぷるマガジン)

 

 

<kindle>

★ 海外旅行初心者向け

王道まっぷる

ツアーで来る人が旅行気分を盛り上げるために一役買うだけの本かと思いきや、意外と個人旅行でもかなり使える。

王道コースだけキュッとまとめてあるので、まっぷるに載ってる観光スポットをそのまま巡ればシンガポールの名所は全部行けてしまうから。

しかも主要スポットを巡るモデルプランが現実的なので、1から距離を調べてプランを作らなくても大丈夫。

マリーナベイサンズ・動物園・セントーサ島についての情報が厚い。家族旅行に特にいいかも。グルメ情報も充実してる。

ただ、まっぷるiPad対応していない。専用アプリで見れるもののめっちゃ見づらい。iPadで見るならるるぶを推します。

ガイドブックは持ち歩きたい 

シンガポール (タビトモ)

シンガポール (タビトモ)

 

★海外旅行初心者〜中級者向け

コンパクトサイズ(A5くらい)なのでバッグの中でかさばらない。乗り物の乗り方がすごく詳しいし、地図が多いので持ち歩くには便利。

ただ、これ一冊でプランを全部組むのは難しいかも。ホテル情報はリストが載ってるだけだし、スポット毎の情報量が少ない。(その分、数はたくさん載ってるけど)

行きたいところをあらかじめ決めている人が携帯する用に便利。

オシャレな買い物を楽しみたい

TRAVEL STYLE passport シンガポール パーフェクトトリップ

TRAVEL STYLE passport シンガポール パーフェクトトリップ

  • 作者: 成美堂出版編集部
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2012/08/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
  • クリック: 3回
  • この商品を含むブログを見る
 

★海外旅行中級者向け

 これは女子用。かわいい雑貨がどこのお店で買えるとか、セレクトショップ行きたいとか、かわいいカフェ巡りしたいとか、スパ行きたいとか、そんな女子の要望にまるっと答えをくれる本です。

もちろん観光スポットも載っているし、レストランやホテル情報も充実。買い物好きの女子必携。

ただし公共交通機関の乗り方、両替の仕方のような旅の基本情報はざっくりとしか載っていません。「移動はタクシー!とにかくカワイイところに行きたい!」のであれば、この一冊で足りるはず。

情報量圧倒的No.1!これを買えば間違いない 

 ★海外旅行初級者〜上級者向け

個人旅行でシンガポールに来るなら、もう群を抜いて地球の歩き方の情報量が圧勝。

観光名所も当然抑えてあるし、おしゃれなお店が並ぶシンガポリアンに人気のハジレーンやニョニャ文化の色濃く残るカトンなどの、旅慣れていない初心者には自力難易度高めのスポットまで細かく解説してある。歴史や宗教などの読み物もあるので、国への理解も深まる。

シンガポールだけではなく、マレーシアのジョホールバルや、インドネシアビンタン島なども載っているので、住んでいる私も参考にしている本。

1週間ほど滞在するのであれば、歩き方を買うのが一番おすすめ。

ローカルに本当に人気の美味しいものを食べたい!

★海外旅行上級者向け

この本秀逸!!普通のガイドブックには載っていない、本当にシンガポリアンの間で人気のお店が厳選されている。お店の数も充実していて、チキンライスだけで5件も紹介されている。チリクラブも安易にジャンボを推してこないところも信頼できる。この本で「午前中に売り切れるので注意」と書いてあるホーカーは本当に売り切れている。

海外旅行はとにかく現地のおいしい料理を食べに行くんだー!という私のような人には絶対おすすめです。

あとシンガポール住み始めたばかりの人、シンガポールに来るのが2回目以上の人にも。一冊あると絶対楽しい!

ただ、料理に特化しているので、観光ガイドブックとしての役割はない。また、バーなどのナイトライフの情報もない。スイーツはあります。

ローカル流にタウン巡りを楽しみたい

LOCAL NAVI シンガポール

LOCAL NAVI シンガポール

 

★海外旅行上級者向け 

観光地とか混んでるし別にいい。その国の人になりきって旬な場所でのんびりしたい。

そんな旅行者に全力でおすすめです。

競馬場とか、タイガービール工場見学とか、ちょっとエッジの効いたスポットが紹介されている。でもそれだけじゃなくて、載っているレストランとかショップとか、本当に素敵でいいところばかり!セレクトのセンスがいい。

あー今日行ったところ素敵だったなーガイドブックには載っていないであろうフフフ……って帰ってこの本をめくると載っていること多々。

しかも写真が本当に素敵で、写真集を眺める気持ちで見れてしまう。

こちらも、公共機関の乗り方とか、一言英会話とか、そういう情報は一切ないです。そういう意味で上級者向け。また、何度目かのシンガポールの人にもおすすめ。

 

 

以上、やりたいことに応じておすすめするガイドブックたちでした。

最終的に私は、「地球の歩き方」が一番いいと思うけどね!

でも「地球の歩き方」を見ているとどうしてもバックパッカー時代を思い出してしまうので、海外旅行へのトキメキが薄れてしまうのでした。そんな時は「ローカルナビ」を併用して補充してます。

両親をシンガポールで案内した時はまっぷるが本当に役に立ちました。

参考にしてみてください!

 

番外編:旅行前に読むと旅がもっと楽しくなる

FRaU 

FRaU(フラウ) 2016年 02 月号

FRaU(フラウ) 2016年 02 月号

 

 働く大人の女性が日々の疲れを癒すのに、南国ムードたっぷりなのに洗練されたハイセンスな国を選ぶことがいかにすばらしいかがわかる素敵な特集です。旅行前に気分を高めるために一役かう!もう買えないのかなあ?

深夜特急 

深夜特急(1?6) 合本版

深夜特急(1?6) 合本版

 

言わずと知れたバックパッカーのバイブル。東南アジアの熱気、無計画に旅を続けることの高揚が手に取るように伝わってきます。シンガポールは2巻に出てくる。まあそんなにたくさん出てくるわけではないけれど…。昔と今との違いを感じるのもおもしろいかと。 私は影響されすぎてマラッカまで夕日を見に行きました 笑

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール (新潮文庫)

 

 東南アジアへの旅行前後に読むのが絶対おすすめ。これを読むと読まないとでは旅のおもしろさが全然違う!

シンガポール謎解き散歩  

シンガポール謎解き散歩 (中経の文庫)

シンガポール謎解き散歩 (中経の文庫)

 

 シンガポールという国の背景の理解が深まる一冊。と言っても、堅苦しい歴史解説の本ではなく、トリビア的な小ネタが満載で楽しく読める。気の利いたガイドさんにおもしろ情報を解説してもらっているような本。「マーライオンの背後に小型マーライオンがいるのはなぜ?」「セントーサ島がかつて<死者の島>と呼ばれていた理由」などなど、住んでいる人が読んでも新しい発見に満ちた良書。写真も多くて楽しい!

 

なぜ?シンガポールは成功し続けることができるのか

なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

 

シンガポールの歴史をきちんと勉強したい人におすすめなのはこちら。謎解き散歩のような娯楽要素はない、いたって真面目な本です。住んでいるとつくづく感じますが、国がたったの50年でここまで経済成長を遂げるというのは本当に驚くべきことです。 リークアンユーはどんな政策をとったのか、時系列に沿って学ぶことができます。難しいことは書いていないので、一般教養として歴史をさらっておきたい方には一読の価値ありです。